11/16 ピアノ教室というコミュニティーの中でのそれぞれの役割
こんにちは。
さて、今日のブログ記事はココから。↓
【内部連絡】
本日、子どものピアノコースの保護者さま、
大人のピアノコースの生徒さん宛てそれぞれに
お知らせを送信します。
このお知らせの一部が今日のブログの内容となります。
来年度のホール発表会のための会場の抽選にようやく当たり、
またホールでの発表会ができることになりました!
それにあたり、
以前はそこまで考えていなかったこと…
これまでなかなかはっきりと言えなかったこと…を
お伝えさせていただくことにしました。
それは、
発表会は原則として全員参加としたい、という考え。
「ウチは当然全員参加です!」というところも
「参加は任意です」というところも、
お教室によって、さまざまです。
わたしはこれまで、希望者だけの会で良しとしてきました。
わたし自身が発表会のほぼない教室で育ったこと、
それと、
人前での演奏は今でも極度に緊張するので、
それを人さまに強いることにどうしても抵抗があったのです
(ホームコンサート、音大での年2回以上の試験等はありましたが)。
ピアノライフには、いろいろな形があっていいと思っています。
子どもであっても。
そんな考えもあって、大人のピアノコースでは、発表の機会は任意です。
でも、子どものピアノ教室という存在は、
教育的側面も担っているとも思っています。
ひとりひとりの個性を尊重しながら
ピアノを通じて音楽を楽しむ心と力を育てる、
それはもちろんですが、
ピアノレッスン、イベントなどを通して
コミュニケーション力や忍耐力、ここぞというときに乗り切る力などなど
さまざまな力を育てることができる習い事が、ピアノです
(これについては以前も書いた気がしますし、
また書きたいと思いますが、
わたし自身、ピアノのおかげで鍛えられたことは数知れず…)。
ピアノ発表会は、そうした「ピアノを習っているからこそ経験できること」の1つ。
発表会に出ると決めて、この日まで1曲に向き合い続けること。
たった一人で舞台に出て、お辞儀からの時間を全うすること。
ピアノの発表会を終えると、どの子も
ピアノ演奏が一段階以上、上達します。
そして、心の成長が見られます。
全員が、です。
何年も本番に子どもたちを送り出してきて、
この日までの保護者さま含め葛藤も見てきて、
確信しています。
なので、やはり強く、みなさんに発表会をお勧めしたいのです。
そしてもう1つ。
これは、教室が育ってくるとともに実感していることなのですが、
ピアノを始めたばかりの生徒さん、幼児さん、
何年も継続してきたお兄さん・お姉さん、
できれば大人の生徒さん、
いろんな段階・いろんな想いの人がいるのが、ピアノ教室というもので、
みんながそれぞれ、役割を持っていると思っています。
普段は個人レッスンだからこそ、
ピアノライフにはいろんな段階があるんだということを垣間見ること、
将来はあんな風になりたいと、先輩に憧れること
ができるのが、発表会です。
中高生になると、受験が大きな問題となりますし、
塾や部活動にたくさん時間を取られる子が多くなります。
なので、やはり「原則…」という余地は残しておくべきと思いますが、
その年代の生徒さんだからこそ出てほしい…。
クラスと部活と塾、以外の活躍の場の一つを持たせてあげられたらなぁ
と思うのです。
ピアノを始めたばかりだった頃、「すごいなぁ~」と思った先輩に
今度はなってほしいのです。
その年代のお子さんの保護者さまはきっと、
幼児さんの愛らしく一生懸命な姿に、
わが子がピアノを習い始めた初心を想い出し、
今の成長をあらためて思うことでしょう。
長く、熱くなりましたが
少しでも想いが伝わるといいなと願っています。
まだまだ中身はこれから考えていきますが、
出て良かった!と思っていただける日になるよう
計画してまいります。
教室のライン公式アカウントがあります。
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