体調が悪いときのピアノレッスン一コマ
●体調が悪いときのピアノレッスン一コマ
こんにちは。
市川市のピアノ教室 ノア音楽教室の大岡史恵です。
ゴールデンウィークが終わり、
ご家族で観光地に旅行した方、帰省した方、イベントに出かけた方…
何人かの方からご当地のお土産をいただきました。
わたしはほとんど家に居た、今年のゴールデンウィーク。
みなさんのお気持ちがありがたいのと、いろいろな場所に想いを馳せることができてうれしいです。
中には、風邪をひいてしまってずっと休んでいた、という子も。
ある小学生、ちょっと咳もするし、なんだか冴えない様子。
そこで、提案しました
「もし大丈夫そうだったら、いつも通りピアノを弾くレッスンをする。
もし良かったら、先生が音楽の歴史の話をするとか、
先生が何か曲を弾いてもいいよ」。
音楽史について知ることや、演奏を聴くこと、いろいろな曲を知ることは、ピアノ上達のために、大切なことの一つ。
たまには、そんなレッスンがあってもいいかなと、思いました。
生徒さんのリクエストは、ショパンの『幻想即興曲』。
憧れの曲みたいです。
よ…よし、弾こうじゃぁないの!
まともに向き合ったことないし、楽譜も持っている気がしないけれど…。
この生徒さん、以前、テレビで聴いた『白鳥の湖』に魅せられて、
「先生、白鳥の湖弾けますか?」
と言ってきたことがあります。
ピアノ曲ではないし、楽譜を持ってもいなかったけれど、
記憶を頼りにピアノで弾いてあげたら、とても感激していました。
そして、耳コピでこの曲の一部を教えてあげて、
とても一生懸命練習して弾けるようになった、という。
なので、ここでわたしが弾いて聴かせたら、
またピアノのモチベーションがアップするかなぁと思って
(もともとモチベーションがひく~いタイプではないけれど)、
弾くことにしました。
記憶をたどりながら、それっぽい感じに…
(良い子はマネしないでくださいね)。
細かいところで、違う音もあったと思う。
弾きなおしも、した。
でも、憧れのショパン、すごかった…で、しょう?!
その後のピアノを弾くレッスン、とても充実したものになったと思います。
バーナムのテクニック本も、ショパンにつながっているのよ~。
というか、「ショパン弾きたい♡」という生徒さんの想いを受け止めて、
私が、「ショパン弾けるようになるよ。なろうじゃないの!」と、熱くなったというのが、本当のところかもしれません(^-^;。
0コメント