ピアノを辞めた翌朝に
昨日から、新レッスン室でのレッスンが始まりました。
「なんだか違うお教室に来たみたい」
と言いながら、部屋中を見回す方、
「天井が高くて、気持ちいいですね」
とおっしゃる保護者の方、
「・・・ ・・・」
ただただ無言で、天井をぐるりと仰ぐ男子高校生、
などなど、皆さんの反応が嬉し・楽しいです。
さて、そんな中、昨日が最後のレッスンだった小学生がいました。
もうだいぶ前から、バスケとの両立が大変そうではありました。
練習は好きじゃないけど、たぶんピアノは嫌いじゃない子。
辞めてしまうのはもったいないと、お母さまもわたしも思いましたが、
「本人が言ったことを尊重したい」
とのお母さまの想いもあり、こういうことになりました。
最後に1曲仕上げようね、と約束をして曲を選び、
今までよりたぶん たくさん練習をして、応えてくれたと感じています。
新しいレッスン室で、録画をしました。
「最後に、わたしから1曲プレゼントするね」 と言ったら
「撮ってもいいですか?」 と。
「ああ、この子はほんとに、ピアノが嫌いで辞めるわけではないんだ」
と感じて、嬉しかったです。
「じゃあせっかくだから、昨日来たグランドピアノさんで弾こうか」
と、下のお部屋に行きました。
下のお部屋のドアを開けると、
そこには 大きなグランドピアノさんが居て、
3年間レッスンをしたお部屋が、全然違う空気感になっていました。
これを見たこの生徒さん、
喜んでいるというか、何か心が動いていることがわかりました
(大人の前ではあまり多くを語らないタイプのお子さんです)。
そしてわたしは、池田奈生子さん作曲の「Arigato」を弾きました。
まだピアノさんと仲良くなれていなくて(言い訳…汗)
いい演奏にならなかったけれど…。
今まで通ってくれて、ありがとう。
これからもピアノ、ときどき弾いてほしいな。
最後に1曲仕上げること、前向きに取り組んでいることは伝わったよ。
胸を張って、いいよ。
道で会っても全然気まずくなんかないから、笑顔でお互いに挨拶したいね。
この子の演奏動画を お母さまに送りましたら、今朝お返事をいただいて・・・。
「朝早くから、この曲を弾いている」とのこと。
嬉しいです。
良い辞め方をできて、良かったなと思います。
ノア音楽教室は、大人のピアノコースが充実しているから
いつでも戻ってきていいからね。
「子どものときは練習が嫌いだったけれど…」
とおっしゃる大人が、たくさん居ますよ。^^
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