父の年賀状とわたしのピアノ

こんにちは。


市川市鬼越2分のピアノ教室 ノア音楽教室です。


下総中山から9分、本八幡からも15分です。



レッスンお休みにつき、エッセイ風につれづれ つづります


(長くなりましたが、まとめますと

「年賀状 ➡わたしの父の話 ➡わたしとピアノとの関係や音大受験を決めるまで」

となっております)。



レッスンの様子や 教室のこと、ピアノ演奏のコツ などは、またそのうちに・・・。





生徒さんたちからお年賀状が届き、嬉しく読んでいます。



鉛筆書きの文字と筆圧で、だれだかわかる子もいたり、


一生懸命、縦書きで曲がらないように…と書いたんだろうな と想像できるものもあったり、


手書きでピアノや音符のイラストが入っていたり。



こうやって少しずつ、文字配列が上手になったり、センスが磨かれていったりするんですよねぇ。




大人の生徒さんからいただくお年賀状には、それぞれのセンスが垣間見えて、楽しいです。




注!】年賀状くださいと言いたいわけでは、決してありません!!


わたし自身、数年前から自分から出すことを諦めてしまいましたので…。




ちなみに、今年のわたしの年賀状はこちら。↓ (インスタグラム)


(Page Not Found と表示されているかもしれませんが、

写真をタップすると跳べると思います)


手作り年賀状、いつか復活させたいなと思っています。



わたしの父は、12歳の頃から毎年、年賀状を木版画で作っていました。


企業戦士で海外を飛び回っていた父でしたが、


毎年 年末には部屋中に刷り途中のはがきが並べられていて、


ちょっとでも動かすと怒られたものでした。



海外赴任中も、木材やはがきを日本から取り寄せてやっていましたねぇ


(わけもわからないのに送る母は大変だったろうと思います、笑)。




それは、父の父(つまりわたしの祖父)から受け継いだもので、


祖父は、大好きな歌舞伎のモチーフ、


父は、干支の動物を中心としたもの


・・・というふうに、それぞれのカラーがありました。



わたしも、父が始めたのと同じころに、木版画にチャレンジしたことがありましたけれども、


到底父のようにステキなものにはならず、


父からのダメ出しもうるさくて(笑)、


続きませんでした。




父はなぜ、何十年と年賀状を続けられたのか・・・。



一言でいえば、「意地」でしょうか。


(父にコレを読まれたら、「そうじゃない!」と怒られそう、笑)



去年はああだったから、今度はこうしよう、


新しいワザを取り入れてみよう、


といったこだわりと



それから、版画仲間からの刺激や、


彼らの手前先に辞めるわけにはいかない!という意地も


あったと思うのです。



何かを継続するには、仲間の存在や 適度な「周りを気にする気持ち」も スパイスになりますね。




ここまで書いてきて、ハタと気づきました・・・。


なんだ、わたしのピアノとおんなじだ


(いや、同じじゃない・・・)。




わたしがピアノを辞めなかったのは、一言でいうと「もったいない根性」。



5~6年生のときに、わけもなくピアノを辞めたくなったのだけれど


そのとき、母は取り合ってくれなかったというか、聞き流されて終わってしまって。



そのうちに、周りの子たちがどんどん辞めていくのを見ていて、


今辞めたら、わたしもみんなと同じになっちゃう、それはくやしい!


そう思ったんですね。


(今思えば、大して練習もしないくせに「くやしい!」って、なんだ?!だけど、笑)




どんどん辞めていって、クラスで数名になって。


そうしたら、ますます辞めるもんか!と思って。



そのうちに、辞めたい気持ちはどこかへ行って、


「やるもんだ」になっていたように思います


(といっても、引き続き大して練習はしていなかったと思いますが)。



そのうちに、ついていたピアノの先生から音大受験を勧められて(中3のとき)


「そんなのナイナイ! ピアノを何時間も弾くなんてムリ!」と思ったけれど、



それを選ばなかったらピアノ辞めちゃうのかな とぼんやり思って


やっぱりここでも「もったいないな」と思ったところで、



先生からのプッシュがあって、音大受験を決めたのでした。



先生から言われたのは、こんな感じ。



「それなら音楽学というのがあるわよ。


ピアノも続けられて(➀)、好きな英語もできて(➁)、そして・・・(③)」



【解説➀:当時のわたしの出身大学の音楽学専攻生は、副科ピアノではなくて


ピアノ科と同じように毎週1時間のレッスンが課されていました。


年2回の実技試験では、


作曲専攻の先生方(三善晃学長はじめ…汗)が書き下ろした2曲の初見演奏のほかに


(3分初見と30秒初見の2曲をご本人の前で弾く…汗)


自由曲(10分以内)。


作曲専攻と音楽学専攻が一緒に試験を受けたのですが、


みなさん それはもうバリバリと弾いていらっしゃいました。


わたしはその中でもピアノをあまり練習しないダメな子でした】



【解説➁:英語が好きといっても、中高の英語が得意という程度でしたが、


音楽学を学ぶには、外国の文献を読むことは避けられないので


英語を踏み台に、ドイツ語は読めて当たり前、


研究対象によっては、フランス語やイタリア語、ラテン語も読めないとね!


という世界でした。


語学は好きでしたけれど、今ではドイツ語もだいぶ忘れました…】



(出身大学?音楽学? と思われた方は、こちらをご覧ください

➡ 講師履歴)




実は、③が当時のわたしに一番響いて、音大受験の決め手となったのですが、


とても長くなってきたので、また機会をあらためたいと思います。



ながなが つれづれ お読みくださった方、どうもありがとうございました。




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