ピアノが人生に寄り添う存在に

こんにちは。

学生さんは長～ぁい春休み中ですね。

我が家の19歳も、ハードすぎる実習を無事に（たぶん…）終え、

毎日家におります。

ええ、毎日、毎日。

わたしがこうしてパソコンに向かっていたり、スマホをいじっていたりすると、

自分と同じようにヒマしていると思うようで、

ちょっとイラっとくる母であります。

好きなアイドルのことで心揺さぶられたり、なんやかやと、彼女なりにはあるようで、

そんなとき、ピアノが空いていたら（レッスンがない時間帯ですね）

延々とピアノに向かっていたりします。

娘はピアノを習ったことが、高校生になってから３年弱、

それも１回のレッスンが20分という感じなんですが、

その割にはまぁ、なんだかがんばって弾いています。

がんばってガシガシ弾くショパン…

気持ちが揺れているときのショパン…

「華麗なる大円舞曲」というよりも、ガサガサでよろよろ踊っているような感じなので、

隣室で聴いていて辛いものもありますが（汗）、

でも、彼女の中では、ピアノを弾くことで、気持ちを鎮めることができているようです。

ドビュッシーの「月の光」が始まりました。

月明りは、ときにはふんわりと柔らかく、ときには不協和音になって隕石が落下したりもしておりますが…。

わたしも、高校生の多感だった時代、こうやって、

自分の中の理不尽な気持ちをピアノにぶつけたり、

ピアノに集中することでごまかしたり、癒したり、

していたなぁと想い出しました。

ピアノが心の友になってくれたら…

そうなるくらい、続けてくれたら…

と、今のピアノの生徒さんたちに、願います。

そして、ピアノが心の友になるように、ピアノで気持ちを表現できるまでに、育てなくちゃ！

とあらためて、心に誓った、昨日の昼下がりでありました。

あ、今度はモーツァルトの変奏曲が始まりました。

あの、モーツァルトの美しい（はずの）メロディーが、ずいぶん新しい和音と共生していたりします（汗）。

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