電子ピアノを知る
こんにちは。
市川市鬼越2分のピアノ教室 ノア音楽教室です。
下総中山から9分、本八幡からも15分です。
この間の土曜日は、5週目につきレッスンがなかったので、銀座山野楽器へ。
いえ、その前に、ホームグラウンドの銀座ヤマハ店で、生徒さんの楽譜を見たり、
パトロールしてきました。
Hさんがほしかった楽譜を見つけたり、
Kさんが気になっているアレンジ版の楽譜を見て、オリジナル版と比べたり。
やはり、ヤマハにいると時間が足りないです(笑)。
さて、銀座山野楽器では、電子ピアノフェアを開催していました。
ヤマハ、カワイ、ローランドの電子ピアノがずらりと並んだ会場。
入れ替わり立ち代わり、親子連れが訪れていました。
この日は、益子祥子先生と有里先生と共に、電子ピアノのお勉強のために行きました!
ピアノを教えているわたしたち。
生徒さんの中には、電子ピアノで練習している人も多くいます。
生徒さんに対して、「できればピアノを持っていてほしいけれど」と思いながら、
住宅事情や生活スタイル、お値段などの事情があることもわかるので、
教室としてのスタンスは「電子ピアノ可」としているにもかかわらず、
電子ピアノのことを知らなさすぎることは、罪なのではないか??
…漠然とそう思いながらも、
時々、生徒さんが楽器を買うタイミングなどに、近所の楽器店でお話を聞く機会があっても、
やっぱり今一つ、電子ピアノのことをわかっていない、
いえ、実のところ、わかろうという気持ちになれていない、
そんな感じで数年が経っていました。
それと、もともとピアノだって今のようになるまでにいろいろな変遷があって、
鋼鉄が入っているピアノ、現代ならではの部品が使われているピアノも、あるわけで。
時代はどんどん変わっていて、
電子ピアノもどんどん進化しているはずだし、
楽器店でも、「ピアノレッスン」とうたっている中で、電子ピアノでレッスンしていることもあるようだし(ちょっとびっくりしたけど)、
ピアノを習いたい・習わせたいという方たちも、
本当に「ピアノ」を習いたいのかというとそこにあまりこだわりはなくて、
「鍵盤の楽器」が弾けるようになったらいいな、という気持ちの方もいらっしゃるわけで。
(だからこそ、ピアノの良さを伝える努力が、わたしたちピアノの先生側には必要だとも思いますし、
一方、いっそのこと、あえて「電子ピアノ」でピアノを教える教室もあっていいのかもしれないとも思います)
「ピアノ」という言葉の意味が、わたしたちピアノの先生と世間とでズレが出てきていることを感じています。
だからこそ、わたしはどんなレッスンをしたいのか、
生徒さんをどう育てていきたいと思っているのか、
明確に考えなければ…と思うこのごろです。
あ、熱くなってきましたが、電子ピアノフェアのレポートが、今日のブログの第一目的でした。
売り場に居た方に、どんどん質問するわたしたち。
そして、彼女たちがまた、一つ一つにとても丁寧に的確に説明してくださいました。
本当にたくさん勉強していらっしゃるなぁと脱帽!
メーカーにより得意なこと、違うこと、
価格帯により違うこと、価格帯が違ってもあまり変わらないこと、
電子ピアノならではの楽しみ方ができるもの、
ヘッドフォンを付けて弾くなら音色はどうなのかということ、
ペダルのこと、
譜面台の高さと姿勢のこと、
付属品の椅子のこと、
…いやぁ、たくさんのことがわかりました。
多くの方が選ぶかもしれない価格帯の楽器を弾き比べて感触と音色を比べたり、
同じような価格帯のものの違いを質問したり、
ある価格帯という条件だとしたら、自分だったらどれを買うか考えたり。
これだけたくさんのお話しを聞いて、たくさんの電子ピアノを弾き比べてようやく、
だいぶわかった「かもしれない」というところまで来たのかもしれません。
どんなピアノがいいのか、生徒さんで迷うかたがいらしたら、
わたしなりのアドヴァイスを、わたしの好みも入るかもしれませんが、
少しはお話できるかと思います。
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