楽譜について知る
こんにちは。
市川市鬼越2分のピアノ教室 ノア音楽教室です。
下総中山から9分、本八幡からも15分です。
台風が非常にしんぱいです。
今日は午後からレッスンですが、大雨くらいで済むといいのですが。
今日のブログは、セミナーレポートになります。
こうしてアウトプットすることで、学んだ事を日々のレッスンに活かしていくことができると思っています。
先日、ますこしょうこ先生の継続セミナー中級編に参加してきました。
この日のテーマは「楽譜・出版にまつわる話あれこれ」。
一年間同じメンバーと学び合う場ですが、
中級編では、学びたいこと、知りたいことについてあらかじめアンケートがあり、
場合によっては、その道の専門家に来ていただいてお話をうかがうこともできるという。。。
今回のテーマについては、わたしが「こんなこと知りたいなぁ」と提案したことが通り、
うっきうきで出かけたのでした
(なのに、京成線人身事故により遅刻…_| ̄|○)。
さて、お話くださったのは、全音楽譜出版社の方。
全音楽譜出版社の知られざる歴史から
(ピアノや白いギターも作っていたって、知っていますか?)
楽譜出版のプロセス、
楽譜の浄書のいま、むかし
(楽譜の浄書というのは、元の楽譜を見易いものに整える工程…で、あっていますか?Uさん)、
読みやすい楽譜、使いやすい楽譜、
原典版は最強なのか?
著作権について
などなど、本当に盛りだくさん!
セミナー講師が専門のお仕事ではない方が、この日のために構成を考えて、これだけのことを伝えるためにご用意してくださったことは、
ほんとうにほんとうに、貴重でありがたい×100なこと!!!
20年ほど前までは、ハンコ(と言っていいのでしょうか)での手押し浄書だったそう。
貴重な版を持って来て見せてくださいました。
ハンコだったからこそ実現していた、絶妙な「読みやすい楽譜」。
一般の人も入手できる楽譜製作ソフト(フィナーレとか)で作るからこそ、
出版社としては、それ以上のものを作るのだ!という意識をもって作っているというお話。
楽譜ができるまでと、使いやすい、開きやすい楽譜のための工夫のお話。
実際に目の前で、一冊の楽譜を解体してくださいました。
糸で閉じて、糊も工夫されたものを使って、楽譜がバラバラになりにくいようにしているとのこと。
今、この工程をする業者も少なくなっているとのこと。
紙質、紙の色のお話。
ヘンレ社の紙を参考にしたけれど、同じものは作れないという…。
生きた作曲家の作品を実際に出版しているからこそわかる、
作曲家の書いたものは絶対かどうか、原典版は必ずしも正しのか?
というアンチテーゼ。
原典版に対して、強弱やスラーなどがのちに書き加えられたもの(いわゆる「ツェルニー版」と言われることもあるもの)は悪なのか?
同じ音のところでも2か所で統一されていないところなど、不統一な楽譜は誤りと言いきっていいのか?
というお話。
うんうん!!とうなずきながら聞かせていただきました。
いや~、この部分だけでも深堀がいろいろできそうです。
盛りだくさんすぎて、ご用意くださったお話の何割かは時間切れで、残念でしたが、
毎日毎日、何十年もお世話になっている楽譜についてたくさんのことを知れたことは、
満足感いっぱいでした。
楽譜、ますます大切にしたいと思います!
そして、折あるごとに、生徒さんに楽譜のこと、伝えていきたいとあらためて思ったのでした。
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