フランスの音楽教育を垣間見て
こんにちは。
市川市鬼越のピアノ教室 ノア音楽教室です。
暑い暑い3連休、皆さまいかがお過ごしでしたか?
わたしは、土曜日は通常レッスン、
日曜日は午前から15:30まで、都内でセミナーを受講し、夜はコンクールを控えている部活高校生のコントラバスを2コマレッスン、
月曜日も朝から17:00までセミナー、
という、ぎっしりなスケジュールでした。
この2日間通ったセミナーは、「フォルマシオン・ミュジカル」について。
「フォルマシオン・ミュジカル」というのは、フランスの公立の音楽学校の一科目で、
音楽について、作品を通して、総合的に学びを深めるというものです。
ふだん自分では聴かないかもしれない、現代曲やジャズ、室内楽やオーケストラ曲、民族音楽、舞台音楽などを学習目的を持って取り上げ、
そうした中の一つの作品を素材として、
音楽史やいろいろな楽器のこと、音楽理論、楽曲分析、リズム、視唱(歌う)、聴音(聴き取る)など、
さまざまな方面からアプローチして学ぶ。
音楽的な耳、知的な耳を育てることを目指しています。
今回、わたしはまったくの初めて、フォルマシオン・ミュジカルの世界を見せていただきましたが、
そう! これこれ!
と、ひとり納得していました。
わたしは、子どもたちには、ピアノだけでなくいろいろな楽器を知る、また音楽史や音楽理論を知ることで、知的に音楽を楽しめる大人に育ってもらえたらいいな
と思っています。
わたし自身のことになりますが、
わたしはずっとピアノは続けてきましたが、
吹奏楽部でコントラバスに出会い、
。
その後音大ではコントラバスにどっぷり浸かった6年間を過ごしました。
また、クラシック音楽に憧れのあった父の影響か、室内楽やオーケストラの作品をたくさん聴いて育ち、
音大では音楽学という、音楽理論や音楽史など、音楽について学問的にアプローチする学科で勉強していました。
学生時代以降、オペラや歌舞伎にハマって、足しげく通ったり、
ロシアで、オペラをはじめたくさんの演奏会に通って、
わたしが音楽って素晴らしいなぁと心の底にストンと落ちたのは、実はこのロシア時代のこと…こんなに遅い時期だったりします(20代も後半だった^^;)。
なので、ピアノの先生を職業として選んだ今も、
ピアノだけじゃもったいないよ、もっとたくさん音楽を楽しむ方法はあるよ、
と思ったりするのです。
でも「ピアノのレッスン」に来ている子どもたちに、保護者の方々に、レッスンの中でどのように、どれだけ伝えられるだろうかと、
日々思ってきたので、
何かヒントを掴んだような…、いや課題を教えていただいたような…
漠としてはいますが、いい世界を教えていただけたと思います。
実際に、リズムを叩いたり、即興的に移調で歌ったり、
オーケストラの作品を聴いて分析したり、そこに登場する楽器や歴史について学んだりもしました。
できていたつもりでも、頭と身体がうまく結びついていない、自分の劣化を感じて、しゅん…。
でも、もうちょっとやったら、きっと、ものすごく楽しいかも!
ご指導くださった津覇江利菜先生は、フランスの音楽学校で子どもたちに指導していらっしゃいますが、
今回、日本の子どもたちの指導を見学させていただきました。
異年齢の、初めて会う子どもたちを惹きつける津覇先生、すごいなぁ。
(実は、チャーミングな先生に、惚れそうになった…(笑)。)
ほんの少し、世界を知ったくらいですが、
レッスンにも卸していきたいです。
今度のグループレッスンで、少し取り入れられるかな…。
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