8/29 わたしが音大を目指したヨコシマな理由(前編)
さて、今日のブログ記事はココから。↓
月末5週目ということで、8月いっぱいは
レッスンのお休みをいただいおります。
そんなこともあって、今日は、休憩記事。
今ピアノの先生をしているわたしが、音大を目指したヨコシマな理由
について書いてみようと思います。
「音大を目指したヨコシマな理由」って?!
音楽が大好きだからじゃないの?
ピアノが上手だったからじゃないの?
・・・ピアノの先生であるわけですから、
そんな風に思われるのかもしれませんが、
たしかにきっかけは
「ピアノがまあまあ弾けたこと」ではあったのですが、
音大進学の「動機」は、ピアノではなかったんですよねぇ・・・。
そのお話の前に・・・。
ノア音楽教室には、コントラバスコースもあります。
この3年間で、教室もわたしの心持ちも少し変わり
(いや、何も変わってないともいえるのだけど・・・)、
すっかりピアノメインでレッスンをさせていただいていましたが、
少しだけ、コントラバスコースの門戸も開いております。
以前、そんなことをブログでも書いたところです。↓
さてさて、ここまできて
「え?!音大ではコントラバス専攻だったの?!」
と思う方もいらっしゃるかと思いますが、
そうではありません。
そして、ピアノ科でもありません。
(え・・・)
中学2年生か3年生だったある日突然、
ピアノの先生に言われたのでした
「ふみえちゃん、音大に行きたいならそろそろ準備を始めた方がいいのだけど、どう?」。
それまで、そこそこ真面目にピアノを続けてはきたけれど
テキストがどんどん進むのはなんとなく嬉しかったけれど
それほどピアノを好きという自覚もなかったわたしは、
音大なんて考えたこともありませんでした。
近所に、ヴァイオリンを熱心に習って音楽教室に通っていた子がいて
(後で考えるに、あれは母校となった大学の付属音楽教室でありました)
親子でとても熱心だったのを
全くの別世界と思っていました。
正直、あんなにガリガリ レッスンレッスン!となるのは
嫌だと、冷めた目で見ていました。
「音大に進学するためには、
一日に何時間もピアノの前に座って居なくちゃいけないんでしょ?」
と思ったわたしは、「そんなの無理」 と思い、
先生には即答でお断りしました。
すると先生は、おっしゃったのです
(先生、めげない、笑)
「ピアノ科じゃなくても、音楽学というのがあるのよ」と。
音楽学なら、ピアノも続けられるし得意な英語も生かせるのよ、と。
ここで少し、わたしの心がずりっと動きました。
確かに、長く続けてきたピアノを辞めるのはもったいないなとも思っていたし
(今から思うと、辞め時を逃したんだな、と、笑)、
英語を生かしていけるならそんなにいいことはないかも?!
ちなみに、英語が得意といっても学校の英語の成績が良かった程度のことですが、
確かに音楽学では英語やドイツ語などの文献を読むことは避けられないので
入学前後は徹底的に専門書を読む訓練をします。
英語の構文を読み解くことが得意だったわたしはずいぶん助かりました。
まだ首を縦に振らなかったわたしに、先生は追い打ちをかけるようにおっしゃいました
(同じ日ではなかったかもしれませんが)。
その言葉が決定打となり、音大受験の道へと進んでいくことになったのでした。
長くなりましたので、後編へ続きます。
ノア音楽教室へのお問い合わせは、下記からどうぞ。
0コメント