ピアノ男子のレッスン

こんにちは。

市川市鬼越のピアノ教室 ノア音楽教室です。



小学生のピアノ男子、昨日は肩をぶつけて力が入らないとの自己申告。


ならば、できることをやろう。

もちろん肩をぶつけたことを微塵も疑ってはいないけれど、

ここ最近、彼はピアノの練習をめんどくさがっている気配があります。


家で練習しないでも良さそうな(本当はそんなことはない)コントラバスコースに変更することを考えついたり

レッスンに入ろうとすると、学校の音楽の授業の話を始めたり
(これはこれで、わたしも「よし、いいネタがきた!」と思ったりする)

テキストを進めることを嫌がっているフシがチラチラと見える。。。


でも彼とは調の話とか和声(和音)の話ができるので

そっちのほうを学ぶように持っていったり

音楽史の話をしたり

いろんな楽器の写真を見せたり、

そんなふうに、ピアノを弾くだけでない時間を持ったりしながらというのが最近のレッスン。


昨日も、右手だけの練習もしたけど

フレーズの話になって(いや、わたしがそっちにもっていった)、

自分でフレーズ付けを考えてもらったり

右と左一音ずつしかない小節について、どんな和声が付くか、考えてもらったりしました。


テキスト以外の気に入っている曲は、よく練習しているらしい。

今はそれで良いのかもしれないと思っています。


男子は、本気になるとビュン!と進化するのだと、ママ友やいろいろなピアノの先生から聞いています。

わたしには女の子が一人しかいないけれど、実際にいろいろな同級生たちをみていて、女子の多くはコツコツ、男子はビュン! と思うことが多いんです。

現に、気に入っている曲は、よく練習しているのだし。


本気になったときに、フレーズを感じる心や和声を聴き取る耳が育っていたら・・・と思うと、ワクワクします。


ピアノの先生って、生徒である子どもたちと何年にもわたって、毎週関わって、

親御さんの付き添いのなくなる年齢になると特に、ふたりだけの濃密な時間を共有していきます。


「やった!できた!」や、「そうか!」など、いろんな達成感を共有したり、

ピアノや学校やお家のことなどで、もやもやしていることの聞き役だったり、

お家の方の知らないがんばりを垣間見ることもしばしば。


だから…自分の子どもではないけれど、ピアノの先生にとって、生徒さんは、「わたしの大切な生徒ちゃん」になっていきます。


どの生徒さんにも、それぞれに楽しみな未来を描いています。

何らかの事情があって急に辞めるということになることも、ままあるけれども

そんな時ピアノの先生という生き物は、勝手に期待をしていて勝手にどん底に落ちるのだけど。。。


いつか、彼もピアノを辞める日が来るでしょう。

それでもきっと、弾きたい!と思った曲は弾こうと思う人だと、思います。

そして、お家の方も、それを温かくサポートして楽譜を用意してくださる環境にあります。


未来に弾きたい!と思った曲を、「イケてる演奏」に近づけられるために…

毎回のレッスンは、そのための準備なのだろうと思うし、そうでなくてはいけないと思っています。


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ノア音楽教室【子どものピアノコース】

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