大人のピアノの生徒さんからピアノを弾く子どもたちへメッセージ
こんにちは。
市川市鬼越のピアノ教室 ノア音楽教室です。
昨日は、ネットで注文していたラティスなどが届いたので、
早速組み立て作業をしました。
途中で雨が降ってきたけれど、あと少し! と濡れながらがんばりました。
金具を1つ、注文し忘れたようで足りず、おかしいところがありますが、
遠目には(笑)いい感じです。
さて、5月のはじめに、ある大人のピアノの生徒さんが、大人のピアノコンクールに挑戦しました。
もともと、コンクールに出るつもりでピアノを習っていたわけでもなく、
ひょんなことからチャレンジすることになりました。
目指してみて感じた自分の気持ち、
コンクール会場でほかの出場者の様子を見て感じたこと、
たくさんあったそうです。
その中から、大人になった今、コンクールを受けたからこそ思う、ピアノを習っている子どもたちへのメッセージを今日のブログではご紹介させていただきます。
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ピアノを続けることが負担になりかけているお子様へ・・・
(今回コンクールに出て、私が一番強く思ったことです)
お友達と遊びたい、おうちでゲームをしていたいって思うことあるよね。
ピアノの練習してないから、ちょっとレッスンに行くのがイヤだなって気持ち、
私も小さいときた~くさん経験しました。
そして、おうちでいやいや練習してもうピアノをやめたいとお母さんに言ったら、
雨がザーザー降っているのに、
家の前に立たされて、ほっぺたをぶたれたりして、悲しくて泣きたくなりまし
た。
そして、本当にピアノがいやになってしまいました。
その後、運良くピアノをやめることができて、その時は気持ちが楽になったけ
れど・・・、
ピアノ以外のことは簡単にあきらめなかったから、お母さんにおこられなくなったけれど・・・、
あの時いやなことから逃げたっていう気持ちは大人になっても忘れられなくて、今でも思い出すとつらくなる時があります。
去年、35年ぶりにまたピアノを習いたくなって練習を始めたんだけど、
あたりまえだけど、指が思うように動かないの。
何度弾いても、何度頑張ってもまちがえちゃう。
あの時あきらめたことをとっても後悔しました。
あの時とは違う気持ちで泣きたくなりました。
そして、なんとか「エリーゼのために」がまた弾けるようになって、コンクールに出ました。
でも、コンクールに出てみると、すごくうまい人がたくさんいて、とてもびっくりしました。
うまい人はピアノがいやだっていう気持ちから逃げないで、ずっと続けて来た人、
うまく弾けないときもあったと思うけれど、それでも頑張ってきた人、
とても気持ちよさそうに弾いて、キラキラして見えました。
それを見て、とてもうらやましかったし、あの時ピアノを続けていればよかったなって思いました。
私は弾ける曲がとても少ないです。
あの時頑張ることをあきらめてしまったから・・・。
でも、ピアノがうまくなるとね、弾ける曲がたくさんあって、本当に楽しいと思います。
弾きたい曲が自由に、堂々と弾けるのって、気持ちがいいよ。
だから、やめたいなと思っても、できるだけ続けてほしいです。
それにね、鬼越の近くはピアノを習う人も教える人もたくさんいる、素敵なところだよ。
ピアノを弾く人が少ない所はね、おうちにピアノがあっても、音を出して弾くことができない所もあるの。
私の家は社宅なので、音を出して弾くことがなかなかできません。
だから、弾きたいときに弾けるのって、とても幸せなことだと思います。
もし、ピアノがいやになってしまっても・・・。
またいつか弾くことまではあきらめないでください。
今まで頑張って弾いたことは体が覚えているから、その時は勇気をもって、再開してくださいね。
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