ピアノの音色の違いに感動~
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高校生の Kちゃん、月2回 レッスンに来てくれています。
進学校でお勉強も大変そうですが、
合間に予約の連絡をしてくれて、なんとか続いている感じです。
好きなバンドの曲をダウンロードして弾いたり、
ピアノは嫌いじゃないようですが、
日々の練習をするか、というとそれはなくて(笑)
今は完全にマイペースなレッスンです。
弾きたい曲があったら、それも OK、
特に弾きたい曲が見つからない時期には
3歩進んで2歩下がるペースながら
ショパンのワルツを レッスンの中で練習しながらゆっくり進めています。
先日のレッスンで、下のレッスン室のグランドピアノをご案内してみました。
「わぁ~!初めて~!」
と喜んでくれて。
あれれ?!ごめんね、去年、弾かなかったんだっけ…。
昨年このピアノを迎えて、調整が済んでから
教室全体でご案内していたつもりだったのですが、
ちょうどその頃は夜の遅い時間帯にレッスンが入っていたのかもしれません。
遅い時間に来られる方には、音量の面でご案内できていないので。
さて、こんな風に喜んでくれたものの、
特に子どもの生徒さんにはすこぶる評判のよろしくないこのピアノ(笑)。
鍵盤が、重いんです。
この高校生の弟くんも、とっても弾きずらそうに弾いていましたもん(笑)。
なので、たくさん前置きをしてから、弾いてもらったのですが、
以前弾いた曲をぽろりぽろりと弾いて、
「わぁ~!響きが全然違う~!!」
と感激してくれました。
良かった~。
タッチが気になってしまったら、もうそっちばかりに気持ちがいってしまうのは
わたしもよくわかるので、
子どもたちに評判が良くないのも無理もないのですが、
やっぱり違いがわかってくれたら嬉しい。
この生徒さん、お家では古いアップライトピアノを弾いています。
それだけに、「ピアノ」の違いがしみじみわかったのかもしれませんね。
「人前でピアノを弾くのは、緊張するから…」と発表会には消極的な子で、
もう高校生ですから、こちらも出なくても仕方ないな~と思っていたのですが
4月のホール発表会には出てくれました。
この時のピアノとホールは、出てくださった大人の生徒さんが口をそろえて
「弾きやすくて気持ち良かった!」と言うほど素敵でしたが、
この生徒さんは緊張して、思うような演奏ができなかったんです
(それでも、選曲も演奏も彼女らしくて素敵で、
大人の生徒さんたちからいくつも、いい感想メッセージをもらっていました)。
なので、ピアノの響きとか音色を楽しむ余裕はなかっただろうなと思います。
もともと、比較的早いうちから J ポップなど好きな曲を持ってくる子だったこともあり、
レッスンの中で音色に注目(注耳?!)するような指導をあまりしてこなかったのですが、
こうして音色や響きの違いがわかってくれて、
嬉しかったです。
「(時間が経つのが)早かった~!」
とレッスン終わりにつぶやいて、帰ってゆきました。
ね! ピアノによって響きも音色も違うよね、
そういうのって、面白いよね!
これからいろんなピアノを 弾いて味わってもらえたら嬉しいな
と思ったのでした。
こどものピアノコースご紹介ムービーです。
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