新しい曲を手にしてしばしのお別れ
こんにちは。
市川市のピアノ教室 ノア音楽教室です。
学年が変わるこの時期、ピアノという習い事を一旦考え直すご家庭も多いかと思います。
先週、小学生の生徒さんが、一旦、レッスンに区切りをつけました。
生徒さんは、ピアノが好きだからやめたくはない
(以前もピアノを習っていたけれど、好きになれなくてやめた過去があります)、
お家の方も、せっかくだからもっと続けさせてあげたい、
とお考えでしたが、
急に塾に行くことになって、時間のやりくりが難しくなったとのこと。
我が子も、急な方向転換でばたばたしたことが何度かあるので、
ご事情わかる気がします。
落ち着いたら、また連絡します、とお聞きしました。
「お休み」とはいえ、ピアノから遠ざかることで、
やっぱり復帰しない…
という可能性も、あるでしょう
(人間だもの)。
そう思うと、最後のレッスンは、お別れが残念なだけではなくて、少し虚しくもあります。
「来週までに、こんな練習してきてね」
が、ないレッスンです。
レッスン時間の終盤に、わたしから、ピアノ演奏のプレゼントをしました
「弾いてみたい曲、ない？」。
１月の発表会では、憧れの曲を弾けて、とても喜んでいたこの生徒さん。
好きな曲は、と〜っても気持ち良さそうに弾く子です。
リクエストに応えて、ショパンのノクターンと「エリーゼのために」を弾いて聴かせました。
それから、ふと思いついて、池田奈生子さんの曲も弾きました。
奈生子さんの曲は、きれいだけれど音数が少ないものが多いので、
ピアノに向かう時間が少なくなっても、
今のこの生徒さんの力でも、
弾けそうなものがたくさんあります。
すると、生徒さんの目がキラキラ〜。
お迎えにいらしたお母さまにお願いして、
ちょうど在庫があったこの曲の楽譜を買っていただき、
にこにこでお別れすることになりました。
お家で、この曲を楽しんでくれたらいいなぁと願っています。
そして、またお待ちしていますね。
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