コロナ対応のレッスンスタイルのおかげで良かったこと
こんにちは。
コロナ以降、現在のレッスンのスタイルはこのようにしています。
わたしは、写真奥の電子ピアノ(CASIO セルヴィアーノ)のところに居て、
生徒さんは、手前のピアノのところ
というのが定位置です。
あまり近づきすぎないように、気を付けてはいます
(必要に応じて、あまりしゃべらないようにしながら、生徒さんの後ろに居ることも、
一時的にあったりします。
また、幼児さんの場合は、保護者の方にご了解いただいた上で、
隣や斜め後ろなど、近づいてレッスンをしています)。
以前は、わたしは生徒さんのすぐ隣、ちょっとだけ後ろ といったポジションに居て、
すぐ横でお手本を弾いたり、
ときには生徒さんの手に触ったり、
生徒さんの楽譜に書きこんだりしていましたが、
今は、それができないわけです。
不便というか もどかしさを感じることも、ありますが、
それでも、こうしたちょっと距離感のあるレッスンにも、お互いにだいぶ慣れてきました。
これは、かえって良い効果があったことの一つです。
自分で書いた方が、注意することなどがしみこみやすいし、
「自分のレッスン」という自覚が育つと思うのです
(「自立したレッスン」は、ノア音楽教室で目指していることの一つです)。
そしてもう1つ、良かったことがあります。
それは、わたしの学びを直接生徒さんに伝える機会が増えたことです。
どういうことかというと・・・。
わたしの楽譜の中には、以前、セミナーや書籍などで学んだことをメモしてあるものもあります。
また、学生時代に教授からご指導いただいた跡があったりもします。
今までも、生徒さんの隣で、こうした 書き込みのあるわたしの楽譜を広げながらレッスンをしていたこともありましたし、
セミナーで学んだことは、できるだけ自分の中に落とし込んでレッスンに臨みたいとは思っていますが、
手元にちゃんと楽譜を広げて、いろいろな書き込みを見ながらレッスンをできることで、
学んだことを より直接的にレッスンに活かすことができているように思います。
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