2010年代は何をしましたか?
今日は、2019年最後の日。
どんな一年だったかなぁと、あらためてふり返ろうと思ったら、
「2010年代が終わります。
あなたは2010年代に何をしてきましたか?」
と、Twitterから目に飛び込んできました。
2010年代のわたしは、まさに、ノア音楽教室と共にありました。
寝ても覚めても、教室運営のこと、イベントのこと、レッスンのことを考えていましたねぇ
(それはきっと、これからも変わらないのだと思うけれど)。
特に前半は、まさに「寝ても覚めても」でしたねぇ。
買い物に行っても、美容院に行っても、何かを買うか買うまいか迷ったときにも・・・
すべてが、教室に置き換えたらどうだろうか?という学びでした。
2010年終わり頃にピアノ教室を立ち上げる決意をし、
2011年に入ってすぐに、ゼロから、ホームページやブログを立ち上げました。
見よう見まねで、自力で・・・よくやったなぁ(笑)。
ホームページとブログのヘッダー(パソコンで見たときに、上部に載っている写真やロゴ)も、
アメブロのカスタマイズも、
お金をかけずに自力で作りました。
看板が届いた数日後に、東日本大震災が起こり、
こんなときに、自分事をしていていいのだろうか?
こんなときに、看板を掲げるなんて、いいんだろうか?
と、しばらくぐずぐずとしたことは、忘れられません。
どうしたら、生徒さんは来たいと思ってくれるだろう?
通いやすいピアノ教室は、どんなピアノ教室かな?
生徒さんに居心地良く在籍していただけるには?
もしかして、コントラバスで困っている初心者さんのお役にも立てるかもしれない?
・・・ ・・・
おかげさまで、徐々に生徒さんが増えてきました。
それからは、生徒さんが教室運営のヒントをくださいました。
ある程度の生徒さんが集まってきたら、ミニ発表会やおさらい会が出来ました。
イベントのときに大緊張してしまった生徒さんのことを考えたら、
大人のオフ会ができました。
この生徒さんたちが一同に会したら、お互いに刺激と学びがあるだろうなぁと思い、
コントラバスのワークショップができました。
生徒さんたちにいろんな曲の世界を知っていただけたらいいな、と思ったら、
レクチャーコンサートも開催しました。
「大人の連弾の会」も、「大人の遠足」も、「子どものピアノコースのグループレッスン」も・・・
どのイベントも、在籍している生徒さんがこの方たちだったからこそ、実現したものです。
時代にも恵まれました。
立ち上げ当初は、ピアノ教室運営についての本は1シリーズしかなかったのが、
その後続々といろいろな先生方のご著書が出版され、
ピアノの先生向けのセミナーも、増えたし、内容も多様になりました。
セミナーを通じて、ピアノの先生と繋がることができました。
そして今年は、教室全体での大発表会「 NMFノア音楽教室音楽祭」を開催することができました。
大人の生徒さん、子どもの生徒さん、コントラバスの生徒さん、そしてそれぞれのご家族、
さらには、ピアノの先生仲間に、
多大なるご協力をしていただき、
教室のため、発表会のため、と皆の心が一つに向かったことは、
こんなにも幸せを実感できるものなのだということを知りました。
幸せな10年間でした。
2020年からの10年間は、もう少し大変かもしれませんが・・・
(自分と愛犬と親・・・みんな加齢してゆきますし…)
まだまだ、生徒さんたちと共に見たい未来がたくさんあるので、
がんばり続けたいと思います。
いま、一番ビジョンが浮かんでいるのが、子どものピアノの生徒さんたちの成長です。
次の 大発表会(NMF)のときには、どの子も、もっといろんな曲に手を伸ばすことができるはずなので、
それを想像すると、今からワクワクしているわたしです。
この10年の間にご縁をいただいた方々、ほんとうにありがとうございました。
最後に、2019年 1年間のノア音楽教室を振り返ってみると、
子どものピアノの生徒さんの中で、辞めた子がひとりもいませんでした。
これには、タイミング的なものもあったろうとは思うのですが、
多少の波があった子たちが、ピアノに前向きになれた姿をいくつも見ることができたことも、
嬉しいことでした。
大人の生徒さんの中では、「辞めた」という方はお一人かな?
お休みが長く続いてしまっている方もいらっしゃいますが、
関西にお引越しされても「通えるときに通う」と、辞めずにいてくださる方、
昨年一旦区切りをつけたけれど、この間のオフ会に飛び入り参加してくださった方など、
ひとつのコミュニティとして在れているのかもしれないと、また実感した一年でした。
2020年も、ノア音楽教室をよろしくお願いいたします。
ありがとうございました!
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