発表会アンケートからにじみ出る想い

月曜日は定休日、火曜日は祝日ということで、連休をいただいていました。

レッスンの合間に少しずつ進めていた、発表会のアンケート集計を一気に終わらせました！

メッセージカードは、一人分ずつはさみで切って分類し、

アンケートに書かれていたメッセージは、お一人お一人のお手元に届くように、打ち直しました。

もとのアンケートは、ファイルにまとめましたので、よかったらレッスンのときにご覧くださいね。

個人に向けたメッセージ以外のご感想も書かれていますので。

集計作業は、手間がかかるのは本当のところですが、

書いてくださった方、それぞれの想いが見えてきて、とても幸せな気もちでまとめていました。

ご自分と近い立場にいる生徒さんに想いを寄せたメッセージ。

…たとえば、ピアノ初心者の大人の方が、同じ初心者の演奏への感想やエールを綴っていたり、

コントラバスの生徒さんは、やはりコントラバスの生徒さんに関心や共感を綴ったり、

同じ学年どうし、ちょっぴり意識し合い、「これからもピアノがんばろうね」とお互いに書いていたり、

あるいは、レッスンで前後になっていた小さな生徒さんに大人の生徒さんがメッセージを書いたりも。

一方、ご自分とは違う立場の生徒さんに送られたメッセージもたくさんありました。

…たとえば、ピアノの生徒さんが、コントラバスの演奏に新鮮な感動を覚えたことを書いてくださったり、

子どもの生徒さんが、大人のピアノ初心者さんに応援メッセージを寄せていたり、

中学生が小さな生徒さんに優しいまなざしを向けていたり。

あるいは、ご家族やご友人を一番に評価するコメントもあり、

それはもう、無条件にそうでしょうから、それを心のままに書いてくださったことがとても嬉しく、微笑ましく拝見しました。

それでも、たくさんの生徒さんが出演し、これだけたくさんの演目があったので（70曲！）、

どうしても票が多く入った演目というのはありますが、

そういうところを配慮して、少しでもいろいろな人にメッセージが届くようにしてくださった方もあり、

大人の生徒さんから子どもの生徒さんみんなへの、温かい応援メッセージがあったり、

皆さんの想いやりも、たくさん感じられました。

そうしたメッセージの中に、大人ならではのユーモアも入っていて、クスリと笑いながら、集計しておりました。

「ピアノがあまり好きではない大人　より」と書いたのは、大人になってピアノを再開した方です。

「あまり好きではない」と書いていますが、もう８年くらい続いているでしょうか…。

その間、お仕事のことやご家族のことなど、本当にいろいろなことがあり、レッスンに来られないことも多かったのですが、

決して休会することなく、継続されています。

「ピアノがあまり好きではない」というのは、大人ならではの謙遜する気持ちからですね。

「仮面の女」というのも、なるほどです(笑)。

あるピアノ男子へのエールが綴られているのですが、

受け取った人は、「仮面の女」さんの演目は何かな？と考えてみてくださいね。

「メガネのお兄さん」からのメッセージは、とてもステキです。

大人になってからピアノを始めた「メガネのお兄さん」から、

今、子ども時代からピアノを習っている子どもたちへのメッセージだと思うと、

さらに胸に響くものがあります。

ちなみに、この方は演奏中にはメガネをかけていませんでしたので、だれだかわかるかな～。

これで、NMFノア音楽教室音楽祭は、本当に終わったんだなぁと、しみじみしています。

昨日は、クリスマス会の準備も、だいぶ進めましたよ。

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