みんなが幸せになる発表会

昨日は、ますこぴあの教室のサマーコンサートへ。

受付など、お手伝いをさせていただくとともに、

最初から最後まで、たっぷり堪能させていただきました。

ここ数年、続けて見させていただいている発表会です。

（こちらで一方的に、ですが）知っている生徒さんが何人もいて、

「２年前は〇〇を弾いていたけれど、中学生になってこんな風に表現できるようになったんだ」

「高校生になると、こんな曲を弾きこなすなんて！」

などと、びっくりするやら感動するやら。

小さい生徒さんたちも、「自分のコンサート」という自覚をしっかり持っていて、

舞台に出るまで、おじき、演奏、聴く姿勢…どれをとっても、ぽけ～っとしたりきょろきょろしたりする子がいなかったのも、

感心しました。

調べ学習や絵などの掲示物も、年々、素晴らしく、詳しく、なっているように思いました。

毎年積み重ねているからこそ！ですね。

お題を出す先生も、課題をする生徒も、昨年の自分のもの、お姉さん・お兄さんのものから学んでいるのでしょう。

司会も、子どもたちがリレーのように担当していました。

そして、上手くなっている！

最後の全員参加の「動物の謝肉祭」も圧巻でした。

13時から18：30頃まで（準備も含めるとそのもっと前から）、全員の生徒さんが参加していたことも、さすが！でした。

ピアノ・ソロでの、落ち着いた緊張感と、

すべてを終えて舞台に出てきた子どもたちの、心から楽しそうな笑顔に、

胸がいっぱいになりました。

このときを迎えるまで、ずっとニコニコではなかったはずです。

でも、やり切ったからできる、あの表情！

ふと横を見ると、保護者の方と思われる方が、涙を浮かべていました。

発表会に出た生徒も、応援していたご家族も、観ていたわたしたちも、間違いなく幸せな時間でした。

今年、ますこぴあの教室では、主宰のますこしょうこ先生が体調悪化により、引退されました。

そして若い講師陣に引き継がれました。

発表会の構成や、演出、日々の指導などなど、皆で協力し、たくさん悩んで作り上げたと聞いています。

これまでの20回の積み重ねと、引き継いだ若い先生方のできること・やりたいことの両方が見られた、重みのある時間でした。

さて！

ノア音楽教室は、今度の発表会が第１回となります

（これまでは、子どものピアノ、大人のピアノ、コントラバス…それぞれのコラボ…など、

分けて開催してきたので、

発表会自体は何度も開催してきましたが、

教室全体で取り組むのは、初めてです）。

とてもとても、ますこぴあの教室の発表会と同じようにはなりませんが、

ノア音楽教室にしかできない発表会となるよう、計画を進めています。

そして考えても考えても、至らない点が湧いてでてきている、今ですが、

皆でひとつの「発表会」というものに向かって、心を合わせてやっていくのみ！です。

「会場の全員が幸せになる発表会」になるように…

もう残りわずかとなった準備期間（大汗）、

全力でがんばります！

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