無調ってどんな音楽?

こんにちは。


市川市鬼越2分のピアノ教室 ノア音楽教室です。


下総中山から9分、本八幡からも15分です。


昨日はレッスンのスタートが16:30からと遅めだったので、


昼間に、看板犬クロエさんと、足の向くままお散歩してきました。



もうここ鬼越に住んで10年になりますが、今さらながら、新発見!


以前、中山駅から歩いて行ったことのある「市川市東山魁夷記念館」、うちから直接行ったら、そんなに遠くないのですね。



…と、地元ネタでしたが…(いや、単に方向音痴なだけかな?)、さて。




さて、当音楽教室では、音大・音高を目指す方向けに、聴音・ソルフェージュ、楽典、そして副科ピアノのレッスンも しています。



音高を目指している生徒さんと、楽典の勉強をしていた中で、質問が出ました


「無調ってどういう曲ですか?」。



楽典の教科書には「十二音音楽が…」とか「無調性の…」とありました。



ピアノを前に、普段接している「調性音楽」と「十二音音楽」とを説明しましたが、


「無調ってどんな感じの曲?」という、「感じ」の部分については、理論だけでは説明しきれないので…


学生時代に必死で弾いていた(いや、弾けていなかったけど)、ピアノ初見用の楽譜を引っ張り出してきました。



中には、小節線すら開放されている(小節線がない)曲もあり、そのことにも生徒さんは驚いたようでした。



(ウン十年前に弾いた曲だったから、まったくの「初見」ではなかったけれど、

おお!弾ける弾ける!と密かに自分にびっくりしながら弾いたわたしでした、笑)




ちなみに、今ピアノを習っている子どもの生徒さんたちとは、「調」のある曲ばかりをやっています。



一般的な曲を弾ける、理解できるためには、


スケール(音階)が弾けて、


調性(調の識別)と


和声感(和音の特性の理解)  を身に着けてほしいと思って、


レッスンをしています



(別の機会に書きたいと思いますが、この3つができるとできないとで、


音楽の完成度や味わい方がまったくちがいます!


見えている(聴こえている、感じている)地平が違うといってもいいくらいです)。




「無調」の音楽は、こうした調のある音楽「ではないもの」を生み出そうと作曲家が模索して生まれたものです。



いろんな音楽があるということ、グループレッスンなどで子どものピアノの生徒さんたちにも、機会を作って伝えていけたらいいな…。






こどものピアノコースご紹介ムービーです。


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