無調ってどんな音楽?
昨日はレッスンのスタートが16:30からと遅めだったので、
昼間に、看板犬クロエさんと、足の向くままお散歩してきました。
もうここ鬼越に住んで10年になりますが、今さらながら、新発見!
以前、中山駅から歩いて行ったことのある「市川市東山魁夷記念館」、うちから直接行ったら、そんなに遠くないのですね。
…と、地元ネタでしたが…(いや、単に方向音痴なだけかな?)、さて。
さて、当音楽教室では、音大・音高を目指す方向けに、聴音・ソルフェージュ、楽典、そして副科ピアノのレッスンも しています。
音高を目指している生徒さんと、楽典の勉強をしていた中で、質問が出ました
「無調ってどういう曲ですか?」。
楽典の教科書には「十二音音楽が…」とか「無調性の…」とありました。
ピアノを前に、普段接している「調性音楽」と「十二音音楽」とを説明しましたが、
「無調ってどんな感じの曲?」という、「感じ」の部分については、理論だけでは説明しきれないので…
学生時代に必死で弾いていた(いや、弾けていなかったけど)、ピアノ初見用の楽譜を引っ張り出してきました。
中には、小節線すら開放されている(小節線がない)曲もあり、そのことにも生徒さんは驚いたようでした。
(ウン十年前に弾いた曲だったから、まったくの「初見」ではなかったけれど、
おお!弾ける弾ける!と密かに自分にびっくりしながら弾いたわたしでした、笑)
ちなみに、今ピアノを習っている子どもの生徒さんたちとは、「調」のある曲ばかりをやっています。
一般的な曲を弾ける、理解できるためには、
スケール(音階)が弾けて、
調性(調の識別)と
和声感(和音の特性の理解) を身に着けてほしいと思って、
レッスンをしています
(別の機会に書きたいと思いますが、この3つができるとできないとで、
音楽の完成度や味わい方がまったくちがいます!
見えている(聴こえている、感じている)地平が違うといってもいいくらいです)。
「無調」の音楽は、こうした調のある音楽「ではないもの」を生み出そうと作曲家が模索して生まれたものです。
いろんな音楽があるということ、グループレッスンなどで子どものピアノの生徒さんたちにも、機会を作って伝えていけたらいいな…。
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