音楽を探求する心
こんにちは。
昨日の午前中は、神楽坂でセミナーを受講していました。
飯田有抄さんによる「クラシック音楽への招待~楽しみ方の入り口アレ・コレ」
第3回「探求心」という入り口
第1回は「気分」という入り口、第2回は「響き」という入り口 で、
飯田さんならではの切り口から、毎回、様々なクラシック曲をご紹介くださいました。
普段自分からは聴かない曲を聴けたり、自分では括らないテーマを背景に聴けたりして、
面白かったです。
わたしはピアノ(とコントラバス)を教えているわけですが、
ただ指の動かし方、身体の使い方といった「弾き方」を教えただけでどうにかなるものではなく、
「音楽を表現すること」(漠然としていますが…)が不可避です。
生徒さんたちには、それぞれの興味の方向性や温度感があると思うので、
一律に押し付けにならないように…とは思いますが、
クラシックと一言で言っても、いろんな音楽があるということ、
楽しみ方の切り口はいろいろあるということを
生徒さんに伝えられる立場にある自分が、
何をどのようにできるだろうか…
そんなことを求めて、受講してきました。
まさにこの講座でわたしがそうであったように、
生徒さんが自分では聴かない音楽、自分ではスルーすることを
「ここにこんな曲があるよ」
「こんな仕組みや背景があるよ」
と、伝えられたらいいなと…。
「ふぅん」とあまり興味を持てない人もいると思いますが、
中には「へぇ!」と食いつく人もいると思います。
実際、普段レッスンをしていて、調の話や音楽史の話を差し挟むと、
「そういう話もっと聞きたいです」とおっしゃる方が、大人の生徒さんにはいます。
こういう話が通じるようになったピアノ男子とは、時折、調の仕組みや音楽史の話をしているのですが、
ただ目の前のテキストの曲を弾く⇒そこそこ弾けるようになった⇒はい、次の曲
という目に見える進みとは違う知的な積み重ねが、彼には蓄積されていくかも…という手ごたえを感じています。
「難しいことは抜きにして、とにかく音楽を気分良く楽しめばいいじゃん」
というのもアリですが
(そういう楽しみ方を否定するものではありません。
いつもいつもいろいろ考えていては、全然楽しめませんし、ね)、
知的に探究していくと、どこまでも掘り下げていける、自分だけの発見の楽しみが、クラシック音楽にはあります。
知らないより、知っていた方が、豊かで楽しい! ですから。
(そう言いつつ、「物理」とか聞くと、もう思考がストップして受け入れられない気持ちになったりするわたしですが)
さて、日々のレッスンで、あるいは教室のイベントで、どのように学びを活かしていったらいいのか…
時間をかけて考えていきます。
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