発表会が自信につながる

今月は、年末にお休みがあるので、レッスン枠がぎゅうぎゅうです。

昨日は、今週唯一、午前レッスンが一つもありませんでした。

さて、昨日は、クリスマス会（発表会）に出た生徒さんのうち、二人のレッスンがありました。

まず、「発表会を終えてどうだった？」と、わたしから質問しました。

わたしの感想を言う前に、自分なりにはどう感じたのか、聞きたかったのです。

小学生のМちゃんは、いつも言葉少なで控えめですが、しばし考えたのち、

「うまくいって、よかった」

と答えてくれました。

そう、Мちゃんは、とってもよく弾けました。

慎重派なМちゃんは、両手で弾くことに踏み込めない部分が最後まで残っていましたが、

その部分の音型のしくみを説明して、「実はそれほど複雑じゃないんだよ？」とお話したら、

すとんと腑に落ちたようで、両手で弾くハードルがぐ～っと下がった瞬間がありました。

通常のテキストに戻りましたが、とてもよく弾けていました。

発表会の曲に比べたら、簡単だよね？！(^▽^)/

日ごろあまり自己評価の高くないМちゃんが自信を持ってくれて、とても嬉しく思います。

もう1人、中学生のKちゃん。

（まだ出ろそろってはいませんが）保護者の方にご協力いただいたアンケートでも、

「さすが中学生」とか

「ショパン、素敵でした。うちの娘もショパンが弾けるようになってくれれば…」

などお声をいただいています。

Kちゃんにとって、初めてのショパン。

堅い、四角い演奏だったのが、少ぅし角が取れかけてきたかな？！という感じでしたが、

本人なりにも、手ごたえがあったよう。

昨日Kちゃんが持ってきてくれたお母さまからのアンケートにも、

「とっても充実感を感じたそうです」

とありました。

発表会後もお家で弾いて、あの時よりできるようになったみたい。

ああ、昨日レッスンのときにこれを読んでいたら、弾いてもらったのに…と、ちょっぴり残念です。

これから、ロマン派のピアノ曲の世界に引っ張って行こうと、わたしも楽しみでなりません。

そして、Kちゃんからうれしいサプライズがありました！

弟くんがピアノを弾いていたのを隠し撮りしてきてくれたのです。


発表会で弾いた曲を気に入って、その後自分でアレンジして弾きまくっているのだそうです。

アレンジされたもの、カッコよかったです。

動画でなくて音を聴いただけでしたが、

弾きこんで、曲に弾きこまれて、弾いていることが伝わってきました。

ピアノ男子、やっぱりいいわ～！！



発表の機会を機に自信を得た様子の３人を見て（聴いて）、

やって良かったなと、しみじみ思いました

（やるまでは、ジタバタしていたりします…(^-^;）。

今日・明日、発表会に出た子どもたちのレッスンが続きます。

ほかのみんなの感想も、楽しみです。