2/15 成長の涙【年中さんレッスン一コマ】
今日は、年中さんのレッスン一コマについて書こうと思います。
年中になってすぐの頃にレッスンを始めたAちゃんは、
実は「すごく順調!」といえるレッスンではありませんでした。
お母さまと離れるのが難しい
(同室されていても)、
すぐ疲れてしまう、
気持ちが安定しない、
など、お母さまもオロオロと心配しておられました。
わたしの方は、幼児さんあるあるの1つなので
だいじょうぶよ~と思いつつ、
やはり元気でニコニコレッスンを受けて帰ってもらえた方が
いいに決まっているので
奮闘しておりました。
そうこうしながらも、
教室に通うということ、
ココに来たらわたしとレッスンをするということ、
わたしに自分の要求を伝えること、
やってみようという意欲、などなど
毎回少しずつのAちゃんの成長が、わたしには見えていました。
お父さまが付き添いだったときは
「ちゃんとしなきゃ!」とすごくがんばったし
30分間とても集中できていたので、
床に寝転がって泣いていた間のことも
ちゃんと聞いていたんだなということが
あらためてわかりました。
はっきりと一段階段を上ったな、とお母さまともども感じたのは、
発表会が現実味を帯びてきた頃でしょうか。
そして発表会を体験して、
本当に一山超えました。
先日のレッスンのとき、
調子よくレッスンしていたのですが
突然涙ぐんでしまいました。
少し字を読めるようになってきて
今までスルーだった歌詞が目に入るようになり、
でも読める字と読めない字がある、と気づいてしまったよう。
眼に涙を溜めて、一生懸命テキストを見つめています。
いいのよ、読めない字があっても全然大丈夫!
だけど、Aちゃんとしては、悲しくてくやしいのですよね。
「やだやだ、やだもん!」と泣いていたのとは
涙の意味が違います。
お母さまも、それはおわかりでした。
Aちゃん、成長してるね!
集中力もだいぶついてきて、
前は1段だけで休憩していた課題も、
1ページ続けてできるようになりました。
これからもう少し、こういう時期(よめない字に意識が行ってしまうこと)
が続くかもしれない。
そしてそのあとは、読める文字の方に意識がいってしまって、
ピアノを弾くことがそっちのけになったりする時期が
ちょびっとやってきたりすることでしょう
(笑、あるあるです)。
これからがますます、いよいよ、楽しみです!
そのときそのときのお子さまの成長を受け止めながら
ピアノのレッスンを行っています。
今日は、年中さんのレッスン一コマについて書こうと思います。
年中になってすぐの頃にレッスンを始めたAちゃんは、
実は「すごく順調!」といえるレッスンではありませんでした。
現在、新規の生徒さんの募集を停止しております。
予定は未定ながら、春には募集再開できるかなと思っております。
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