12/23 笑顔のたね
発表会では、「えがおのたね」という合唱曲を全員で歌いました。
大人の生徒さんも、親子連弾で出てくださった保護者さまも、
舞台に上がった人全員で歌いました。
「いい曲ですね」
「歌うって、いいですね!
心が晴れやかになりました」
など、大人のご感想をいただいています。
子どもたちは、特に「いい曲!」みたいなことは言いませんが
発表会が終わった後も、この歌を口ずさみながらレッスン室に入ってくる子がいたりします。
発表会に応援に来てくれた仲間のピアノの先生たちからも
「あらためていい曲だよね」
とのお声をいただきました。
あれからまもなくコロナ禍となり
皆で歌ったり集ったりすることがはばかられた世の中になりましたが、
緩和されたら発表会でこの曲を歌いたい!
とわたしはひそか思っていたのでした。
この曲の作詞者であり、
ピアノの先生の勉強仲間とつなげてくださった益子祥子先生の
今日は命日です。
この4年間、ほんとうに世の中や人の考え方が変わってきました。
ピアノの先生としても、変化に対応できるスキルや柔軟な考え方を
以前以上に持たなければならないと感じています。
でも、祥子先生からいただいたのは、
もっと核となる「在り方」と、仲間のピアノの先生の存在。
根っこは変わらずに在りたいと思っています。
そうそう、昨日
レッスンに来る途中に悲しいことを思い出してしまってレッスンもできなさそう、
と連絡があった小学生がいて、
とりあえず来てもらって
「今日はとくべつにコッチのお部屋においで」
と階下のお部屋に招き入れ、コントラバスを弾いてもらいました。
(そういえば、以前は夏休みのグループレッスンなど
機会があればコントラバスの紹介もしていたっけ)
最初は、悲しい気持ちに引っ張られたままで消極的でしたが、
ブンブン弓で弾いていたら楽しくなってきたみたいで
笑顔が見られました。
帰り道も、コントラバスやオーケストラの楽器のことをお母さまと話しながら帰って
少し元気になった、とのことでした。
ピアノ教室が「えがおのたね」となる場所でありたいなと
あらためて思った出来事でした。
今日のブログはとりとめないですが、お付き合いくださりありがとうございました。
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