11/18 先生が言った練習をした結果
1週間前とは見違えるように
もともとピアノの練習の習慣はついている子で、
それまでもこの子なりに
リズムの甘さがなかなか良くならない・・・。
レッスンの中で一緒に部分を取り出して練習をして
「指は冷凍だよ!」
「お家でもこういう練習をしてね」
「最初から最後まで通して弾いてばかりだと、変わらないよ」
何度もそう伝えていて、
「わかった」
と返事をしてくれるものの、
本人なりに練習をしているのもわかるのですが。
ピアノを弾けるようになりたい意欲はある子なので、
本人も、なかなか良くならないことに壁を感じているようでした。
それが、見違えるようにリズムがハッキリとしてきて
音色にもハリが出てきたのでした。
聞くと、
「毎日1時間は練習をして、
その中でも、通して弾くのは何回かだけで
ゆっくりしっかり弾くことをたくさんした」
とのこと。
そうでしょう、そうでしょう。
それやったら、ホントに弾けるようになったでしょう?!
きっと、それまでも、
先生に言われた練習をしなかったわけではないと思うんです。
でも、それをホントにちゃんとたくさんやったのでしょう。
なんだか、「通じてくれたなぁ」と思って、
涙が出そうに嬉しかったです。
ある程度弾けるようになってくると、
最初から最後まで通して弾くのは楽しいです。
たとえつっかえる箇所があったとしても、
その場で弾き直して最後まで弾いて、おしまい。
そんなことの連続なこと、
でも、ここで地道な練習をがんばった。
手ごたえも感じた。
「これからも、どんな曲でも、どんな部分でも、
こうやって練習していったら上手くなるよ」
と伝えました。
越えましたね。
掴みましたね。
「ただし・・・」
と手放しでは褒めません
(だって頑張れる子だから)。
「冷凍したばかりのものは、すぐに溶けるよ。
これから本番までも、同じように練習を続けてね」。
本番は1度きり。
この生徒さんの頑張りが
万が一そうでなかったとしても、
とても大きいと感じています。
そして、万が一がないよう、
0コメント