11/23 発表会では「あんぷ」で弾くもの?
「あんぷ」(楽譜を見ずに弾くこと)で弾く生徒さんも増えてきました。
「発表会では必ず暗譜(あんぷ)ですよ!」
というピアノ教室も多いかと思います。
でも、ウチのピアノ教室はちょっと甘めなのかもしれません。
楽譜なしで弾くことが心配な人は楽譜を譜面台に置いて弾いてもいい、
ということにしています。
もちろん、「絶対暗譜!」
とおっしゃるピアノの先生のお考えはごもっともです。
「楽譜を見ないで演奏に集中できるくらい弾けること」
は、究極的に目指したいところだと思います。
けれど、さまざまな事情から
(それは、練習をのんびりしすぎた、という人も結果的に含めて)
楽譜があった方が良い演奏ができる状態の人は
楽譜を置かないことで緊張が増してしまうようであれば
それでは本末転倒とすら思うのです。
とくに、大人の生徒さんには甘々です。^^
日々、お仕事やご家庭のことなどでお忙しい中
それでも大曲を弾きたいと努力されている方たちです。
中には、もうすっかり覚えているけれど楽譜を置くだけで安心感があるから
とおっしゃる方もいます。
お気持ち、とてもとても良くわかるので(わたしも緊張しぃ)
緊張感が少しでも和らぐなら全然いいんじゃないでしょうか。
楽譜を見て弾く人には、厚めの紙を貼った楽譜を用意してもらいます。
譜めくりができるだけ必要ないように
(譜めくりする側の負担というよりも、
譜めくりされる緊張感というのもあると思うので)、
譜面台から楽譜が滑り落ちたりしないように、
というのが理由です。
とてもきれいに製本してくださった保護者さまもいて
発表会までの道のりも楽しんでくださっているのだなぁと
嬉しく思います。
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