四角い月をまぁるくする【ピアノレッスン一コマ】
こんにちは。
市川市鬼越2分のピアノ教室 ノア音楽教室です。
下総中山から9分、本八幡からも15分です。
昨日は中秋の名月だったそうです。
週末のレッスンで、ドビュッシーの『月の光』のレッスンをしました。
あまりロマン派の曲を弾いてこなかった高校生の生徒さんです。
中高生になってピアノに向かう時間は少なくなったけれど、
ずっと続けて来られたこの生徒さんには、
今、ゆっくりとでも、いろんな曲を知ってもらいたいと思っているところです。
さて『月の光』、譜読みはきちんとできています。
さあ、その先。
月が四角い感じなのをなんとかしたい。
月の光が強すぎるところも、気づいてほしい。
まずは、何はともあれ冒頭の弾き方、音色が問題!
この曲の冒頭は、和音のベースがありません
(根音がなく、第一転回形で始まります)。
そのことによって、視線は上に向く。
宙に浮いた感じ。
しっかりした音だと、現実感が大きすぎて、
月が空に出ている感じにはなりません。
冒頭がまあまあクリアした後は、右手に現れる小さな揺らぎと、左手にある1小節ごとの大き目な揺らぎ。
ようやくベースが出てくる安定感。
時々、思わずドスンと弾いてしまったりすると
「そこ、月の光が『ビーームッ!!』って出ちゃってるよ」
と言ったら、静かなこの生徒さんがクスッと笑いました(やった!)。
何度か、部分をピックアップしながら弾いているうちに、
四角かった月はだいぶまぁるくなり、
強かった月の光が、だいぶ柔らかになりました。
月がどんな月なのか
月の光はどんなふうにさしているのか
雲が現れたりするけれど、どんなふうにかかったり晴れたり、厚くなったりしているのか
…情景をいろいろ想像してみてくださいね。
写真は、昨晩の中秋の名月。
雲のかかり方が、ちょっと珍しく、幻想的でした。
この生徒さんには、わたし自身も、ちょっと重なるのです。
特別に憧れる曲はなくて、淡々とピアノを弾いていたところも一緒だし。
ロマン派に慣れていなくて、どう歌う?とかはあまり慣れていないところも、同じ年頃のわたしと一緒です。
でも、レッスンでアドヴァイスしていくとどんどん音色が変わって行ったので、すごい!
これからもピアノと共に居てほしい生徒さんです。
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