5/18 発表会の曲選曲タイム、もう一つの狙い
さて、今日のブログ記事はココから。↓
12月のクリスマスコンサートでは「好きな曲を弾く」をテーマとしたこともあり、
今度の発表会用には、クラシック曲を中心に候補曲を出しています。
好きな曲を弾けることも、ピアノを習った先にやりたいことだとは思うのですが、
いろんな曲があること、
好きな曲を増やすこと、
「わたしもこの曲弾いた!知ってる!」
あるいは「この作曲家知ってる!」 を増やすことも、
わたしの仕事のひとつと考えています。
そんなわけで、
ひとり2~5曲ほど選んだ候補曲を子どもたちに紹介するとき、
わたしとしては「プレゼン」するような気持ちで臨んでいます。
たとえばその曲の作曲家のこと。
モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、サティなど、
どこの国の人なのか、
ほかにどんな作品があるのか、
など、お話したり関連曲のさわりをピアノで弾いて聴かせたり。
たとえばこの曲を選んだ理由。
こんな素敵ポイントがある、
この曲で学ぶのはこんなポイントだということ、
などを まさにプレゼンします。
選ばれなかった曲のことは、そのまま忘れてしまうのかもしれないけれど、
作曲家の名前やその曲の断片などが
記憶のどこかに引っかかってくれたらいいな、と思っています。
教養の一つとして、クラシックの曲を知っていることは
将来の豊かさにつながることと思います。
・・・なんて書くとカタい感じだけれど、
ようは、「知っている!」がたくさんあると人生楽しいよね
ってことです。
昨日のレッスンでは、
いつも自分からほとんどおしゃべりしないおとなしい子が
候補のどの曲を聴いても嬉しそうに微笑んでいたことが
とても印象的でした。
彼女は、グリーグの、ちょっとドキドキするような曲を選びました。
中学生の生徒さんは、
ベートーヴェンとサティと日本人作曲家の3曲の候補曲の中で
2曲に絞りましたが、決めきれず
来週決めることにしました。
今日も、続々と発表会の曲が決まるはず。
わたしは、プレゼンの準備、頑張りたいと思います。
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