4/28 ピアノ練習をしてなくてもレッスンします(が)

さて、今日のブログ記事はココから。↓

昨日のレッスンでの会話。

「先生が子どもの頃のピアノの先生はね、

ピアノの練習をしないでレッスンに行ったら

『もう今日は帰りなさい！』っていう先生がいたらしいよ」。

わたしは、何人かの先生にお世話になったけれど

皆、優しい先生だったし

こんなわたしなりにレッスンしてくださる先生ばかりだったので、

そんな思いをしたことは一度もないけれど、

昭和の時代、そんな先生はわりといた、と

ピアノの先生たちや大人の生徒さんたちからたくさん聞いています。

ピアノの先生となった今、わたしは

「練習していないならレッスンしませんよ」

ということはありません。

練習できないときがあることはわかるし

（お出かけや体調不良のときもありますものね。

人間だもの）。

また、声掛けやらしても、あまり練習をしない子もいて

そういう子がピアノに向かいたくなるよう工夫を凝らすことも

わたしの重要な仕事の一つで、

日々試行錯誤してもいるのだけど、

この子たちがダメなのかというとそうでもなくて、

毎週毎週、レッスンで一緒に練習を進めたり

その曲のことや音楽のことをお話ししたりすることで、

少しずつでもできるようになったり知ったりすることが

積み重なっていくことも、実感しています。

ピアノの練習は、した方が絶対いい！

（練習できていたら、弾けるから嬉しいし、自己肯定感も上がります。

嫌な言葉だけど、「コスパがいい」のは間違いないです。

ただ、ピアノを習う・ピアノを弾けるって、コスパの物差しで計れるものでは決してないと思いますが）

けれど、

（進度はとても遅いかもしれないけれど）、

そう思っています。

なぜこんな会話

（「ピアノの練習をして来ない子に『帰りなさい！』という先生がいたんだよ」という話）

が出たかというと・・・。

この話をした生徒さんが将来なりたい仕事のひとつが

学校の先生だと言ったことが発端でした。

私「もし宿題やって来ない子がいたらどうする？」

生徒「かえりなさ～い！　って言う」

私「じゃあ、（キミ）かえりなさ～い！(笑)」

と言って、ふたりで笑ったのでした。

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