3/9 おとなしい子のピアノレッスン
さて、今日のブログ記事はココから。↓
レッスンに来るなり、聞かなくても最近あった楽しかったことなどを話してくれる子もいますが、
こちらから聞かなければ淡々とレッスンが始まりそうな子もいます。
小学2年生のAちゃんは、とってもおとなしい子。
静かに笑顔でやってきて、
帰り際には、廊下の向こうで小さく手を振ってゆきます。
なので、レッスンに来ることは彼女なりに楽しんでくれているのだと思いますが、
自分から気持ちを話すことは、ありません。
そんなAちゃん、毎回レッスンノートの「どんなきぶん?」の項目に
「いい気分」
と書いてくれています(かわいい)。
この項目は、レッスンに来たときの心と身体の健康状態を把握したいために
設けているものです。
レッスンが始まってから「あれ?なんだか元気がない?」
みたいなことをできるだけ避けたくて。
多くの子は、「元気!」とか「つかれた」、「あつい」など
書いてくれています。
Aちゃんは、毎週「いい気分」と書いてくれているのですが、
昨日のレッスンノートには、「すごくいい気分」と書かれていました。
これは気になる(笑)。
聞いてみたところ…
「今日、学校で お友だちとハンカチが同じだったの」
とお話してくれました。
小さな「嬉しいこと」にスポットを当てられるAちゃんに、ほっこり。
「ピアノを弾く上で、こういう風にいろんな気持ちを持つことは
大切なことなんだよ。」
とAちゃんにお話しました。
Aちゃんは、静かに微笑んでいました。
真面目に練習しているようだけれど
なんだか空回りしてうまく弾けないこともあって、
レッスンでは
「ココに気を付けてもう1回弾いてみよう!」
と、何度も弾かせてしまいがちだけれど、
一生懸命ついてきてくれます。
おとなしいAちゃんだからこそ、
ピアノともっともっと仲良しになってほしい!
ピアノのレッスンが居場所のひとつになってほしい!
と切に願いながら、レッスンをしています。
(最近表示がおかしいのですが、タップしたら跳べます)
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