8/18 ピアノの先生というクッション
さて、今日からレッスン再開です!
生徒さんたちの夏休みの出来事を聴かせてもらうのが楽しみです。
ピアノの先生って、
ピアノについては「先生」ではあるけれど
子どもの生徒さんにとっては、
親でも学校の先生でもない、もちろん友達でもない、
何年にもわたって一対一で関わる大人 という立ち位置です。
こういう大人って、今の子どもたちにとって意外と少ないかなと思います。
ややもすると、ふわっとした立ち位置なんですが
そのふわっとした存在、案外大事なんじゃないかなと思ったりしています。
子どもにとって、利害関係の少ない人間というか。
ある程度の年齢になると、付き添いなしでレッスンしているので
(付き添いについてはとくに決まりを設けていません)
お家の方の知らない一面を見せてくれることもあるのだと思います。
たとえば以前、ある小さい生徒さんが
「この間、プリキュアのイベントに行ってきたんだ!」
と、ハートの形の風船を持ってきて見せてくれました。
わたしも娘が小さいころプリキュアを一緒に見ていましたから
「今の登場人物はどんな名前なの?」
とか教えてもらったりしました。
もちろん、あくまで「ピアノレッスン」に来てくれているのですから
ほんのほんの少しの時間なんですけれどね。
また、吹奏楽部に入った中学生とは
部活での体力づくりについて話したこともあります。
わたしも昔吹奏楽部に居たので
「筋トレって腕立てとかやってるの?」とか
「吹く楽器じゃないのになぜか腹筋やるよね、笑」
(生徒さんは打楽器、わたしはコントラバス)
なんて話をしました。
こういう話をしているとき、
わたしはわりと自分のことを大人と思っていないかもしれません(笑)。
生徒さんたちに「今」を教えてもらい
「当時」の自分に一瞬戻っていたり。
ありがたく楽しくお仕事させていただいています。
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