気分が乗らないときのピアノレッスン

こんにちは。

市川市　ピアノ教室　ノア音楽教室です。

今日は、祭日なのでレッスンはお休みいただいています。

今日は、先週のレッスンの一コマをご紹介します。

小学生ピアノ男子くん、ちょっと浮かない顔でレッスンに来ました。

練習の習慣もついている、

調のしくみや和声など、楽典的なことも、たまには面白がって発見してくれる、

合唱コンクールの伴奏にもチャレンジしたことのある、

なかなかこれからが楽しみな子なのですが、

実は最近モチベーションが下がっているとのこと…。

なので、おうちでのピアノ練習もあまりしないままレッスン来てからの～

浮かない顔だったのだと思います。

お母さまからお話しうかがっていましたが、わたしは素知らぬ顔でレッスンを始めました。

とはいっても、なんだかピアノを弾くことに心の顔を背けたい気持ちが　もわっと　伝わってきていたので、

ピアノを弾く時間にこだわらず、

年度末ということもあり、今年度弾いてきた曲を振り返ったり…

(今月、子どものピアノ・コースでは、「レパートリー」をテーマとして掲げ、

この１年間を振り返っているので、

これはほかの子ともやっていることではあります）。

そうしてテキストを前へ前へとめくって…

「ちょっと弾いてごらんよ」

と、だいぶ前に弾いた曲に水を向けたり…

（急には弾けなかったりしますから、一緒に楽譜を見てポイントを押さえてから弾いてもらいます）

曲のタイトル「バグパイプ」から、iPadでバグパイプの演奏を一緒に聴いたり…

バグパイプ隊の戦争での役割についてお話したり…

「天国と地獄」から、この曲をわざとゆっくり演奏するサン＝サーンスの作品の話をしたり

（コントラバスで弾くのですよね。

　ちょうど教室にはコントラバスがありますので、イメージしやすいかと思います）…

そんな楽器の話から、最近買ったこちらの本を一緒に見て、

オーボエのリードに「へぇ」と言ったり、

ぐねぐねと長い管の楽器に驚いたり…。

「明日ドラえもん観に行くんだ」という話から、

映画ドラえもんの主題歌の前奏を耳コピしたものを教えたり…。

やはりこれが一番ヒットしたようでした。＾＾

次回のレッスンまで覚えているかな？

楽譜を買ってもらうんだ！　と話していたので、レッスンの時間の一部でやってもいいかなと思っています。

前へ前へ進める、というレッスンではありませんでしたが、

こんな時間も、長い目で見ればピアノを弾くこと、音楽を愉しむことに繋がっていきます。

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