11/6 〇だけは譲れない
こんにちは。
さて、今日のブログ記事はココから。↓
ふだん、子どものピアノコースと大人のピアノコースとで
ブログを分けたり
両方にシェアしたりしていて、
今回は子どものピアノコースのレッスンについてなのですが
大人のピアノにもこの問題は共通と感じているので
大人のブログの方にもシェアすることにします。
さてさて。
今、子どものピアノコースでは
多くの子どもたちが、ポピュラー系の曲に取り組んでいます。
普段は、テキストを中心にレッスンを進めていますが、
「好きな曲を弾いていいよ!」がテーマのクリスマス会だからです。
みんな張り切って練習しています。
ですが、ポピュラー曲というのは、
楽譜に起こすと かなり複雑なリズムのものがほとんどなんですね。
良く知っている、弾きたい曲!!
と勢い込んで楽譜を手に入れたら、
難解すぎる…と凹む子どもたちもいたり・・・。
「知っている曲なんだし、
歌ってみてごらん。
それが、ヒントになると思うよ」
ちょっと大きい子には、こんな声掛けと共に
なんとか自力でできないか、促します。
そのほか、
タイを取ってリズムをたたいたり
リズムを細分化したり
などして、楽譜の通りのリズムでできるように
導いています。
小さい子やピアノ歴の浅い子などの場合、
多少リズムが違っていても
曲のアレンジの雰囲気を大きく損なっていなければヨシ
とするケースもあります。
楽しく、好きな曲を弾けたらいいね!
というコンセプトの会ですし。
でも、アレンジャーさんが素敵に作ってくださったんですから、
出来る限り楽譜のように弾けたらいいなと
試した上で、です。
なので、矛盾するようですが、
大きい子には、「自分で選んだんだからがんばれ~」
とも言っています。
普段と違う譜面から学ぶことは、とっても大きいはずだし、
将来やっぱり弾きたい!と思った曲が、ポピュラー曲になる子も多いと思うので。
ピアノを辞めた後、自力で弾きたい曲を弾けるようになってほしいですから。
まぁ、いろいろな段階の子、いろいろなレベルのアレンジ曲なわけですが、
コレだけは譲れない、というものが1つだけあります。
それは、「拍」です。
1小節の拍の数は決まっています。
4分の4拍子ならば、四分音符が4つ分の時間です。
それっぽいリズムで弾いていても、
拍よりも長かったり短かったりするのは、NG です!
本人はそれっぽく弾けているつもりでも
きちっと拍に収まるように…
時には楽譜とは違うリズムに変えてでも(妥協)
拍は厳守です!
聴いている人は、拍感(ビート)を無意識に感じています。
それが多かったり少なかったりすると
気持ちよく聴けないのですよね。
弾いている本人は、必死だったり慣れっこだったりして
気づいていないこともあるのですけれども。
今日も、レッスン室からは
わたしが手を叩く音だったり、
リトミックのスティックを打ち鳴らす音だったりが
聞こえてくることと思います。
みんな、がんばろうね!
同じようなリズムパターンがたくさんあるので、
数をこなしていくと、カッコよく決まるようになりますよ。
それに、ほかのポピュラー曲にも応用できていきます。
リズムに自信のない大人の方も、
レッスンでサポートいたします。
大人の方で、ポピュラー系の曲を希望される方、多いです。
毎年開催している大人だけの発表の機会「大人のおさらい会」では、
いつもプログラムの半数がポピュラー曲を占めています。
11回目の「大人のおさらい会」に向けて、
リズムに苦心している大人の方とのレッスンも
白熱してきた(?)このごろです。
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