10年ピアノを続けること
レッスン枠を大幅拡大いたしました。
水曜日と金曜日の15:00~19:00 大募集です!
とくに、
水曜日 15:40 と 金曜日 16:20 お申込みお待ちしています!
他の曜日については、お問合せください。
この間のレッスンでのこと。
小学生の生徒さんが ふと 話しだしました
「おかあさんがね、高校生になるまでピアノは辞めちゃダメだって。
中学生になったら大変になるけど、少なくなってもいいから
がんばって続けてね、って」。
うんうん、ほんとに、ぜひそうしてください!
…と、ピアノの先生はみんな、願っています。
高校生までピアノを続けるとすると、
ピアノを始めてから10年くらい。
あるピアノ教室では、入会のときに
「10年ピアノを続けようね」と約束するそうです。
実際には さまざまな事情があるわけで
本当に10年、全員が継続するわけではないし、
そのお教室でも「強制」という意味で言っているわけではありません。
ただ、それくらいの気持ちで始めようね、という意味で
最初にそうお話しているのだと 聞きました。
確かに、10年ピアノを続けられたら
どんな進度の子でも、ある程度の曲を弾けるようになるでしょう。
弾けたら、楽しいし、
ピアノが生活の一部になっているはずです。
10年の間には、辞めたくなるときもあるでしょう。
部活や勉強との両立で、もうダメだ…と思うときは「必ず来る!」
と言いきってもいいくらいです。
それでも 続けること。
続けた人にしか見えない地平が、そこには拡がっています
(そうは言っても、現代の子どもには
昭和の子どもよりも、続けるのが難しい事情がたくさんあると思いますが)。
ずっと、今のペースでなくても いいのです。
勉強が忙しいときは 勉強を優先しながら続けられるペースで。
ピアノの先生は、少しでも長く続けられるよう
アドヴァイスもサポートもします。
辞めたら弾かなくなってしまった子をたくさん知っているから。
10年(とまではいかなくても7、8年)ピアノを続けて、
ピアノが生活の一部になっている子を知っているから。
なにより、自分(ピアノの先生)自身が、
ピアノを弾けて良かったなぁ~
としみじみ思うことがたくさんあるし、
ピアノに救われたことが幾度もあったから。
しかもそれは、思春期のときだけでなくて
むしろ「いい大人」になってから感じたりしているから。
そして・・・
大人のピアノの生徒さんをこれまでたくさん見てきたわたしは
ピアノを再開した大人の例をたくさん知っているから。。。
大人のピアノの生徒さんたちは、皆さんおっしゃいます
「子どものときからピアノをやっていれば良かったなぁ」
「子どものときにもっとまじめにやっていれば良かった」
「今ピアノを習っている子たちは幸せですね!」
・・・と。
その中には、
子ども時代にはピアノはイヤイヤやっていたのだけど」
という人は少なくありません。
そういう意味では、子どもたちが今ピアノを辞めても
将来再び始めたいと思う種まきは できているのだと思うのですが、
物理的に…
子ども時代にどれくらい弾けるようになって辞めたか
によって、
大人になって手の届く曲が違うのが、現実です
(それはそれで、
大人の方はそれぞれにピアノを楽しんでいらっしゃるので
まったく問題ないわけですし、
むしろわたしは、
大人になってからピアノを始めたい!と思う大人の方を
応援したい!と心から思っているので、
これを書くことには、長年ためらってきました)。
いつかは、みんなピアノを辞める日がきます。
でも、その日まで少しでも多くのことをできるようになっていてほしい、
そう思って、日々レッスンをしています。
そして
大人になって、またピアノをやりたいな
と思う日が来てくれますように、と願っています。
今日の写真は、本八幡の葛飾八幡宮の大銀杏。
千年以上ものあいだ、この木はここに立ち続けているのですねぇ…。
ノア音楽教室へのお問い合わせは下記からどうぞ。
こどものピアノコースご紹介ムービーです。
教室のライン公式アカウントがあります。
0コメント