信じる者は救われる(笑)
幼児さんや 最近ピアノを始めた小学生以外は、発表会の曲が決まり
長くトンネルだった選曲が終わって
ひとまずホッとしています。
と同時に、ひとりひとりが希望を膨らませて選んだこの曲を
素敵な演奏になるべく、
生徒さんとがんばっていくしか、もうない!
というスタートラインに立った重みも感じているところです。
さて、曲が決まったら
さっそくその日から 取り組みが始まります。
近年、発表会の曲の進め方については、
奈良の中西美江先生から学ばせていただいた
「マイ楽譜」のやり方をもとにしています。
曲の中でポイントとなる音型や指遣いなどを
五線ノートに抜き出して
それを練習してきてもらうのです。
毎回のレッスンで、新たなパーツを増やしていきつつ、
以前からのパーツには、磨きをかけていきます。
ある程度パーツが揃ったら、
楽譜と照らし合わせてみると、
パズルのパーツを当てはめるかのごとく
ここも あそこも すでに練習済み!ということがわかり、
難しそうに思えた楽譜と対峙していくことができます。
普段のテキストよりもずっと長い曲だったり
音符がずっと小さかったり
今までやったことのないテクニックが出てきたり
…新しいこと・ちょっと難しそうなことに尻込みしてしまうタイプの子には、
てきめんに効果があると感じています。
「弾いてみたいけど難しそう!」と思う曲にいつかであったとき、
自分の力で
楽譜全体を見渡して その曲の特徴的な音型やリズムを発見し
重点的に練習すべき箇所を抽出する
ということができるようになってくれるとよいな
との願いもあります。
さて、何年かこの方法を試してきて
ようやく、より効果的な抜き出し方がわかってきたかも
(わたしが)。
それだけに、抜き出されたパーツは
和音の羅列(リズム抜きで)や 音階 など、
それだけ弾いていたのでは
選んだ曲とどう繋がるのかわからない
と思うかもしれないようなものも 多いです。
こどもたちには、
「これをやることが 曲のどの部分に繋がるのか」
説明したりもしていますが。
そのうえで言っているのが
「信じるものは救われる」(笑)。
先生が五線ノートに書き出した コレを
次のレッスンまでに スラスラ弾けるようになったら、
絶対、だいじょうぶだから!
ノア音楽教室へのお問い合わせは下記からどうぞ。
教室のライン公式アカウントがあります。
0コメント