ちゃんと積み重なっているから大丈夫!(幼児さんのピアノレッスン)
3歳 Yちゃんとのピアノレッスン、
わたしも毎回試行錯誤をしながら(笑)、楽しくさせていただいています!
ずっとピアノの前に居ることは難しく、
1つやっては付き添いのお母さまやお父さまの元へ駆け寄ってもたれかかる・・・
(「じゅうでん(充電)」ですね、笑)。
先日のレッスンでは、
そのうちに、「じゅうでん」することが楽しくなってきてしまい、
ピアノを1音弾いてはお父さまの元へ・・・
というサイクルになってしまいました。
そんなことを繰り返しながらも、
合い間合い間に取り組んだ リズムたたきと、
「かん(間)の音符」の理解は
きちんとできていました!
(「間の音符」の理解には、五線ノートに、シールを貼っていきました)
そして、お父さまによりかかったまま取り組んだ「音列」のワークは、カンペキでした!
わたしが「ドレミ」と歌ったら真似してもらうのですが、
Yちゃんはふざけて「ドレミファソ」と歌いました。
ならば、とわたしが「レミファ」と歌ってみると、
Yちゃんは「レミファソ」と返してきました。
おお!
ならば、今度は「ミレド」と歌ってみたら、
Yちゃん「ミレドシ」と返してきました。
音数を増やして「レドシラ」と歌ってみたら、
これにも「レドシラソ」と返してきます。
上行(ドレミファソ~)に比べて、下行(ドシラソファ~)の理解は、
難しいのです。
そして、「ド」より下に シラソファ~ と繋がっていると理解するのが難しい子もいます。
でもYちゃんは、今までの積み重ねで、ちゃんと理解できていたことがわかりました。
しかも、音程もカンペキ!
途中、「アイスがたべたい~」とぐずるシーンも見られました。
いつもそんなことはないのに「そんな日もある」、が幼児のレッスンあるあるです(汗)。
それでも、「あめあめふれふれ♬」をわたしがピアノで弾くと、
パッとお父さまから離れて、
ニッコニコしながら、曲に合わせて動き始めました。
Yちゃんは、曲に合わせて動くワークが、とても良くできます。
途中から短調にしてゆ~っくり弾いたら、
曲に合わせてゆ~っくりとおひざを曲げながら歩き回りました。
高音で弾いたら、軽やかに駆け回り、
低音にしたら、のっしのっしと動きました。
ピアノを弾く、ということはほとんどできなかった日でしたが、
ピアノを弾くために必要なことは、ほんとうにたくさんたくさんあり、
Yちゃんは、それを今、ストック中なのですよね。
その日の夜、お母さまからLINEをいただきました。
「(おうちでは)早くピアノ行こう! と言ったり
自分から練習すると言ったりしていたのですが、
やる気のムラが大きくて、夫もため息・・・」
などと、お家での様子とご両親のお気持ちが綴られていました。
付き添いのお父さまも、レッスンでの様子を後で聞いたお母さまも、
少し落ち込んだ(?)のかもしれませんが、
「大丈夫ですよ、ちゃんとYちゃんは、できることを積み重ねていますよ」
といった内容のお返事をしました。
「ピアノ道」は、まだ始まったばかり。
毎回のレッスンは、決して無駄にはいたしません。
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