今度家族になるピアノのはなし
こんにちは。
あたらしく、ピアノが 家族になります。
昨日、運送業者さんからご連絡があり、
搬入の日が決まりました。
いよいよ です。
この日までに、すべてを準備しておかなければなりません!
これは、今のピアノですね。。。
(ちょうど良い写真が見当たらず)
「塗装がもうおわります」
と 連絡があったのが、1週間前。
ええ、中古のピアノです。
中古のピアノですが、
生産台数がだいぶ少ない、大変貴重なヨーロッパのメーカーのピアノさんです。
ご縁あって、
パリ在住の日本人調律師さんご夫妻
(と書くだけでもしかしたら、
調律師さんなら「あの方?!」と分かるくらいの方なのかもしれません)
のご紹介で
このピアノと出会い、
パリと鬼越とで、LINEのやり取りをしながら、
調律師さん的には、ピアノ本体のためにはお勧めしない
というお考えが伝わってきつつも
生徒さんに貸し出すときに、お互いに気持ち良く弾けるように…と考え
思い切って、
再塗装することにしました。
ピアノの元の持ち主さんは、すでにお亡くなりになっている
実は 素晴らしいピアニストで、
子どもの頃、テレビで拝見して
「なんと楽しそうにピアノを弾く方なんだろう!!」
と思った記憶があります。
それから何年も経って、うっかり音楽大学に入ったわたし、
試験期間中、コントラバスの練習のために学校に行った折りに、
ピアノ科の試験の休憩時間に廊下に出て来られた諸先生方
(そうそうたるメンバーでした!!!)
の中に、その方がいらしたことを 覚えています。
その方亡き後、別のところに居を構える息子さんが、
無人の部屋に温度と湿度を整え、
定期的に調律師さんに手を入れてもらいながら
管理してきた、ピアノさんです。
息子さんとも、たくさん交流させていただく機会があり
ほんとうにたくさんの 穏やかな時間をいただきました。
そんな 大切にされてきたピアノさんを
こんなわたしが受け継いでいいのか…
しばし考えましたが
もともと、そのメーカーのピアノを探してきたので
(その紆余曲折は、そのうちに・・・)
このご縁をありがたく受け取ることに決めました。
昨日のブログで、このピアノさんの鍵盤のことにも触れましたが
↓
極力ピアノに負担をかけたくなかったので、
鍵盤の漂白はお願いしませんでした。
なので、すご~く黄ばんでいます。
子どもたちは、びっくりするかな…。
さて、今日は 生徒の皆さんの通り道に配するカーテンの取り付けをしていただきます。
生徒さんには、どんな動線になるのか、近いうちにお見せしますね。
教室のライン公式アカウントがあります。
0コメント